三ヶ尻・観音山のゼンテイカ 2008.5.21
投稿日時 2008-05-22 16:53:00 | カテゴリ: NEWS
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5月中旬になると観音山北斜面に、ゼンテイカ(禅庭花=ユリ科・ワスレナグサ属)の群生が見られます。 埼玉県立自然史博物館によると、観音山のほか、県内の自生地は秩父市常峰峠、小鹿野町二子山、 皆野町登谷山に限られるそうです。 かつては中部日本以北でよく見られた花だったのですが、開発により平地で見られるのは稀になりました。 替わりに園芸種として人気が出ているそうです。
ゼンテイカは日光霧降高原の群落が有名で、花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ているため、 地名を付けてニッコウキスゲ(日光黄萓)と呼ばれだし、現在はこちらの名前が全国に広まっています。 観音山のゼンテイカも低地性ニッコウキスゲとかムサシノワスレグサと呼ぶ人もいます。
貴重な植物ですので、大切に見守ってください。
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