埼玉県で難聴を持つお子様を育てていらっしゃる親御さんも、お子様が大きくなられた親御さんも
皆さん是非行事にご参加ください!!!
埼玉県難聴児(者)を持つ親の会では、初めて難聴児を育てるお父さん、お母さん、ご家族の皆さんに、同じ経験を積み重ねてきた先輩保護者が寄り添い、時には共に涙を流し、問題解決を模索していくことを続けてまいりました。
「難聴」は相手から分かりづらい障がいであり、当人や保護者は孤立しがちです。親の会では皆さんの日常生活とは別の、新たな『ほっとできる場所』となれるよう、今後も活動してまいります。ご参加、ご入会お待ちしております。
新しい情報紹介です
令和6年度の総会の日程が決まりました。
日時:5月19日(日) 午後1:30~4:30 (午後1:00受付開始)
会場:さいたま市大宮区大門町2-118 大宮門街6F
RaiBoC Hall(レイボックホール)(市民会館おおみや)集会室1
https://saitama-culture.jp/raibochall
(駐車場の割引はありませんので、公共交通機関でお越しください)
○午後1時30分~ 総 会
○午後2時30分~講演会
講 演:柴田 治 氏 (補聴器相談室ライカ 認定補聴器技能者)
講演と参加者に補聴器具の試聴、体験もしていただく予定です。
詳細は次号(4月発行親の会通信第170号)にご案内します。
また、講演で聞きたいこと、補聴器具の体験会で体験したい機種などがあ
りましたら、親の会へご連絡ください。講演会のみの参加も大歓迎です。
ほっとサロン
ほっとサロングループ懇談に皆さん参加しませんか?
あっという間に2月です。新しい生活を始められるお子様も、新しい学校、クラスに進学、進級されるお子様も、楽しみとともに不安もいっぱいですね。
そんなとき、色々な経験をしてきた先輩のお母さんや同年代のお母さんと話してみるとみんな同じ不安を経験してきたことに気づきますよ。ぜひ気軽にご参加ください。
☆ 3月 27日(水) 県南 会場が変更になっています!
☆ 4月 3 日(水) 県北
難聴児の子育てについて、一人で悩まず、よかったらご相談ください。
『グループ懇談』の詳細はこちらから⇒ほっとサロンへ
埼玉県の公立高校受検に際しては、受検当日の配慮点について「学力検査等の際
配慮を要する措置についての願」により申請することができます。
例)全体説明への配慮・英語のリスニングテストへの配慮(座席の移動・ボリュ
ームを上げての聞き取り・問題文文字テロップ表示)等
埼玉県教育委員会ホームページ
(https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/r6nyuushi-jissiyoukou.html)
令和6年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・入学者選抜要領
をご覧ください。「第 14 障害のある志願者に対する配慮事項及び配慮が必要な
場合の手続(PDF)」の項に説明があります。
埼玉県教育委員会の URL をクリックしますと、配慮が必要な場合の手続き方法(第14の項)が載っており
ますので、よくお読みいただき、在籍されている中学校長にお願いをしてください。
お子様が希望される高校へ無事入学出来ますよう、願っております。
北辰テストについて
埼玉県の私立の学校では北辰テストの結果を持っていくことが多くあります。
ホームページには記載しておりませんが、お子さんの聴力の状況についてお伺いし、
英語リスニング等個別に対応しているとのことです。
申込み後に TEL.048-686-6633 平日 9 時~18 時(祝土日を除く)へご連絡をしてください。
英検について
リスニングや二次試験の面接等について、受験上の配慮に関する問い合わせは、「受験上の
配慮要項」PDF に掲載している連絡先へお願いします。
公益財団法人 日本英語検定協会
大学入学共通テストについて (令和6年入試願書受付は終了していますので、
来年度以降のご参考にしてください。)
受験上の配慮申請様式(ダウンロードしてお使いいただけます)の「受験上の配慮案内」
をご覧いただき、高校の担任の先生とご確認、ご相談ください。
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r6/r6_hairyo.html
〇耳の日情報
2月18日に加須げんきプラザで遊ぼうが開催されました!
楽しく笑顔のみなさんとお会いできたこと本当に良かったです。
速報は通信169号で、参加者の感想などは次号に掲載予定です。
今年は南口に集合し、南口から徒歩 20 分の距離にある運動公園で、
家族毎の自己紹介・ミニ運動会・保護者の話し合いを行いました。
今年から、親の会の行事に多く参加した経験のある、難聴のボランティアがミニ運動会の司会進行を担当してくれました。
例年使っていた広場に比べ運動公園は広く、ミニ運動会は広い場所が確保出来、しっぽ取りゲームや大旋
回リレーでは沢山走り回ることが出来ました。ジャンケン大会は、ボランティアからの提案を採用
し、新しい方法でしたが、参加者は大いに盛り上がりました。
詳しくは親の会通信168号で!楽しい写真がたくさん載ってます!!
夏期合宿が埼玉県立神川げんきプラザで 8 月 12 日(土)から 14 日(月)に開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、4年ぶりの夏期合宿開催となりました!!
暫く皆様とお会いしていなかった為、参加くださる方が少ないのでは無いかと心配されましたが、予想を超えて、57名の方が参加されました(*^^*)
4年ぶり開催で、幼稚園児だった子たちは小学生に(当時の記憶なし)!小学生は中学生、高校生に!!
新しく参加してくださった方々も、前から参加してくださった方もすぐに打ち解けて楽しく過ごすことができました。
キャンプファイヤー、ハイキング、ボッチャ大会、スイカ割りにビンゴ大会!楽しいゲーム大会にぶんぶんゴマ作り!!
ずっと開催できなかった分、やりたかった事を詰め込みました( *´艸`)
台風第7号が関東地方直撃の進路の予報が出ていた為、行事の変更を余儀なくされましたが、4 年ぶりの夏期合宿をボランティアの活躍と参加された皆様のご協力で無事に終了することが出来ました。皆様のご協力に感謝致します。
感想を含めた詳細は、親の会通信の166号167号に掲載します!
令和5年3月5日(日)、プラザイースト(さいたま市)において「保護者のためのステップアップ講座&子ども達はボッチャをやろう!」を開催しました。
残念ながら、当初予想していた参加人数が集まらず、参加者全員でボッチャを行いました。
始める前までは「ボッチャってボール投げるだけでしょ。簡単じゃん。」とでも言っているかのような表情を全員されたまま試合開始。ところが、思ったようにボールコントロールが出来ず、ボールがあっちに行ったりこっちに行ったり・・・。だんだんと目が真剣となり、狙い通りにボールが止まると、本人も周りの人たちも歓喜の声。終わった時には「意外と楽しかったかな。」という表情に変わっており、老若男女が一緒に楽しめるのがボッチャの良いところですね。
ボッチャ終了後、小学6年生1名を含む5名の難聴者に参加してもらえたため、親とは別テーブルで交流会を行いました。
学校のことから起床方法、就職活動や子育てのことまで、1時間30分が「あっ!」という間に過ぎた交流会でした。
特別寄稿文を掲載します
現在、埼玉県難聴児(者)を持つ親の会の顧問であります、武蔵野大学准教授の北 義子先生(言語聴覚士)より全4回にわたって「今をいきいきと生きている子どもたちと私たち」と題して当会通信に寄稿していただきました。
本来であれば会員限定の特別内容なのですが、コロナ禍により当会も従来の活動ができず。それでも新たに難聴児の子育て、療育に悩んでいる保護者の声を耳にし、北先生のご了解のもと、大勢の方に読んでいただけるよう、当会ホームページへ転載することといたしました。
今回掲載するのは第4回寄稿文『ケアコミュニケーション』についてです。難聴児とどう向き合えば良いのか?100%の答えはありませんが、実例も記載されておりますので、一読していただき、お子さんとのより良い関係作りにお役立ていただければと思います。
※なお、寄稿文中に「中村公枝先生」というお名前が登場します。
中村公枝先生(故人)とは、元国立障害者リハビリテーションセンター学院言語聴覚学科(旧国立聴力言語障害センター附属聴能訓練言語専門職員養成所)主任教官であり、国際医療福祉大学、北里大学等々、さまざまな大学で非常勤講師を歴任、草創期より言語聴覚士の養成に尽力されてきました。
また、たくさんの難聴児の療育や保護者の支援もされ、埼玉県難聴児(者)を持つ親の会でも発足当初から顧問を引き受けて下さいました。
子どもたちや保護者に寄り添い支えて下さった、当会にとって掛け替えのない先生のお一人です。
~ご活用ください~
2021年1月、岡山大学病院耳鼻咽喉科が指導教員用パンフレット「難聴をもつ小・中・高校生の学校生活で大切なこと」を作成されました。難聴児の学校生活における問題点、適切な配慮や支援を行うためのポイント等についてわかりやすく解説しています。
経験が無い以上、学校の先生方が難聴生徒への対応方法を知らないのは当然です。難聴児を持つ保護者の皆さんには、ご自分のお子さんの「聞こえの状況」「適切な配慮内容」をお伝えされた上で、更に、このパンフレットを参考資料として学校側へお渡しされてはいかがでしょうか。
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会では、このパンフレットを推薦されており、サイトに掲載されております。
下記のバナーをクリックすると、パンフレットが掲載されているページとなります。ぜひご覧ください。
こちらのバナーをクリック
※クリックしても見られない場合は、
「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」と検索
HOME>会員・医療関係の皆さん>委員会からのお知らせ>学校保健委員会>教師対象パンフレット「難聴をもつ小・中・高校生の学校生活で大切なこと 先生編」について(推薦)
と、お進みください。
「♪なんちょうなんなん」動画のご紹介
難聴のことをどうやって伝えればいいんだろう・・・?
今回、福岡県の難聴の子を持つ家族会『そらいろ』さんが、難聴理解の促進のために
アニメーション動画を作成されました。しかも、自由にダウンロードして良いとのこと!
(そらいろさん、ありがとうございます!)
当会のホームページでもリンクを貼らせていただきました。
詳細、QRコード等は情報ページにも掲載しております。 ⇒色々な情報ページ
~絵本紹介~
聞こえにくい子を題材にした絵本です。
会員さんが取材をうけて、リアルな内容を描いた作品になっています。
出版社より
「目の人」の世界にちょっとふれてみてください。
~動画のご紹介~
「ろう者であるべきか、そうでないべきか」
ご紹介する講演動画は、関西学院大学手話言語研究センターが、手話を研究している海外の5大学と共同で配信されています。
第1回講演はThomas K. Holcomb教授(アメリカ)による「ろう者であるべきか、そうでないべきか」です。ろう児/ろう者が自分らしく生きていくためには?についての貴重なメッセージとなっております。
「聞き取れない」という意味では、難聴児/難聴者も同じ。補聴器や人工内耳をしても、健聴者と同レベルになることは残念ながら不可能です。それでも、大多数の健聴者の中で生活をしていかねばなりません。
となると、難聴児/難聴者も自分らしく生きていくためにはどうすればよいか?今回の講演動画は、そのキッカケを与えてくれるかもしれません。
また、家庭環境、社会環境、及び教育環境が、聴覚障がい児者の学力や社会性の向上に大きく影響するとも話されています。当事者だけではなく、ご家族の皆さんにもぜひ視聴していただきたいと思います。
以下のリンクをクリック
https://www.kwansei.ac.jp/c_shuwa/news/detail/77
過去の行事をまとめました ⇒どんな様子だったか見たい方はこちらへ
スキー合宿、懇談会、森林公園で遊ぼうを平成30年度、29年度開催した行事の
方にまとめました。どんなことをしているのか??と思っている方もいらっしゃる
でしょう。どうぞご覧下さい。
又、詳細は親の会通信にて発行しておりますので、興味のある方はお問い合わせまで
~情報ページ~
注)こちらに掲載されている情報は親の会ホームページで質問は受け付けておりません。ご了承下さい。
DEAF KIDS ミニバスケットボール チーム からのお知らせ
テニスをしたいジュニア集まれ!
NPO法人デフテニスジャパンよりお知らせが来ています(*^▽^*)
情報ページに同様のチラシを掲載しております。
こちらでは見にくい時は情報ページまで!!
難聴児の豊かな子育てガイドブック
が発売するそうです。画像が大きくなっているものが情報ページに掲載されております。
是非ご覧になって下さい。
フットサルメンバー募集
高校生・短期大学・大学生の方是非ご覧下さい
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク - 聴覚障害学生の意思表明支援のために
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/ce/xoops/modules/tinyd1/index.php?id=348&tmid=442
【論文】音声認識アプリを活用した支援システムの構築に関する検討 ―少人数討論型授業を事例に― | 『いくお~る』 聴覚障害に関する情報ブログ
http://ameblo.jp/bcs33/entry-12273014338.html?frm_src=favoritemail
埼玉県難聴児(者)を持つ親の会とは
昭和56年5月30日「埼玉県難聴児者を持つ親の会」は設立されました。
その4ヶ月余り前、大宮市南小学校校長、及び言葉の教室の主任から大宮市の親の会の正副会長(永冨・中野)が呼び出され、10月29・30日に国公立学校教員の難聴・言語障害の研修大会が、大宮市の南小学校で行われるので、県単位の親の会を作り協力をするように言われました。
各地の親の会に召集を掛け協議し、異論もありましたが難聴児の親達の賛同を得て、たった4ヶ月で設立総会を迎えることが出来ました。この間、役員一同一丸となって設立に向けて情熱を傾け奔走しました。その間大宮医師会や故菅野美先生の力強いご協力は非常に有難く、設立を早める力となりました。
設立1年後に、医療関係として宮崎和医師、教育関係として故中村公枝先生を顧問にお迎えし、以後、感謝してもしきれないほど、会員全員が大変お世話になりました。令和3年、新しい顧問として北義子先生(武蔵野大学 大学院人間社会研究科・専攻科言語聴覚士養成課程 教授)、柳田美佐先生(社会福祉法人 埼玉県社会福祉事業団 そうか光生園 言語聴覚士)をお迎えさせていただき、今日に至っております。
注)文中の大宮市は、現さいたま市。南小学校は、現さいたま市立大宮南小学校。
当会では健聴児の中で孤立しがちな子ども達のため、親子で遠慮なく振舞える夏期合宿、父子の絆を強めるスキー合宿、親の研修会、情報交換会、同障の子を持つ親による相談室と、地道な活動を続けております。
設立から今年(令和5年)で42年。現在は社会の理解も進み、補聴器の性能も向上、人工内耳も広がりをみせています。以前と比べれば大分生活しやすくはなりましたが、まだ十分とはいえません。これからもまず親同士が手を携え、聴覚障害児者のより良い環境作りに取り組んで行きたいと思います。
親の会では、親の会通信を発行しています。
ご入会いただくと、この機関誌を送らせて頂いております。
最新情報、講演情報、行事予定、体験記などなど、盛りだくさんでお送りいたします。